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過去最悪の就職内定率でアップアップの就活生に追い打ちだ。大手企業が外国人採用に本腰を入れているのだ。
11年は全体の14%だったソニーは、13年に30%まで増やすという。パナソニックやファーストリテイリング、
楽天も留学生や現地の学生を採用している。この傾向はどんどん強まりそうだ。
ただでさえ就職にあぶれている日本の学生には死活問題だが、なぜ外国人が人気なのか?
「日本に留学している学生の多くは2~3カ国語を話せます。グローバル展開している企業からすれば、
即戦力。何かと重宝されるのです。積極性も魅力のひとつ。日本人と違い、イエス・ノーがハッキリしていて、
意見を言える。新しい風を吹き込む存在として期待されているのでしょう」(就職支援サービスの毎日コミュニケーションズ担当者)
コストの問題もある。東京女学館大教授の西山昭彦氏(経営学)は「現地採用したほうが日本人を雇うよりも人件費が安い」と言う。
こうなると日本学生は厳しい。日本語すら怪しいのだから、「英語なんてとてもとても」というのは多いのだ。
果たして新たなライバルに太刀打ちできるのか?
「外国人は忠誠心が低く、100円でも給料を下げたら辞めてしまうと嘆いている人事担当者は少なくありません。
面接では、“定年まで働きます”とアピールするといいですよ。日本人の強みも生かすべきです。
大学で留学してきた外国人は、日本市場を熟知するのが難しい。日本人の人脈をつくるのも簡単ではない。
そこに磨きをかけるのです。また、日本の外資系で活躍する人は、人を動かす能力や地頭のよさを持っている。
言葉のハンディはカバーできます。恐るるに足らずですよ」(西山昭彦氏)
就活学生を抱える親は、子供を英会話学校に走らせる前に、足場を固めるようアドバイスした方がいい。
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