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多くの米国人は日本人のことを「Silent Bomb(静なる爆弾)」と形容する。この辛らつな
言い方は、不愉快なことがあっても日本人はその場で抗議せず、あとでネット上で
不満をぶちまけるためだ。そのため2チャンネルのような世界最大の匿名サイトが
日本で生まれた。
事はもう一つ。昨年末から日本では、匿名による贈り物が児童養護施設に届けられ
ている。その寄付件数はすでに700件以上。ほとんどの人は「伊達直人」を名乗り、
一番多い寄付はランドセルと現金だという。
「伊達直人」は架空の人物で、梶原一騎原作の漫画「タイガーマスク」の主人公だ。
「伊達直人」は小さい頃から孤児院で育ったという設定になっており、ファイトマネーは
自分が育った孤児院に寄付する。
「伊達直人運動」がこんなに広がっているのは、マスコミの大げさな報道と関係がある
と日本の学者は言う。1968年から少年漫画雑誌に掲載された「タイガーマスク」は、
60年代から70年代初めを代表する漫画だ。40年後の今日、架空の人物である
「伊達直人」が慈善家として再び姿を現した。これは日本人が高度経済成長期を
しのんでいるかのようでもある。
漫画の中の「伊達直人」は非の打ちどころのなく、全て自分一人でやり遂げ、正義感
にあふれ、ある時代の姿を示しているかのような男性だ。しかしいま日本で広がって
いる大規模な寄付現象は、日本人特有の心理と関係があり、誰も先頭に立たなければ
誰も行動を起こさない。しかし誰かが先に行動すれば、それに匿名で、他の人はそれに
従う。これはネット上に匿名で悪口を書くのと同じような心理かもしれない。米国人が
言うところの「静なる爆弾」という感覚だ。
URLリンク(japanese.china.org.cn)
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URLリンク(images.china.cn)
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