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５億人以上が登録する世界最大の交流サイト、米フェイスブックは２１日、１５億ドル（約１２００億円）の
増資を実施したと発表した。増資に当たってフェイスブックの企業価値は約５００億ドル（約４兆円）と
評価された。
増資による資金は、サイトの改良や、将来の企業買収などに使うとみられている。米金融大手ゴールドマン・
サックスが１０億ドルの増資を米国外から募ったほか、ゴールドマン自身やロシアの投資グループが計５億
ドルを投資した。
フェイスブックは増資の理由について「ゴールドマンなどが投資話を持ちかけてきた。手元資金を増やし、
財政的な柔軟性を増すために魅力的な機会だと判断した」としている。
あわせて同社は、２０１２年４月末までに財務状況を公表すると発表した。今回の増資などで株主数が
増え、米証券取引委員会の規定に従って財務状況を公開する義務が生じることを理由にしている。米国内
では、その時期までに株式公開することを示唆したとの見方も出ている。
asahi.com 2011年1月22日11時57分
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