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国が財政破綻する危険性に応じて相場が変わる「クレジット・デフォルト・スワップ」
(CDS)と呼ばれる金融商品で、日本国債の保証料率が上昇している。
18日には約半年ぶりの高水準になった。海外投資家の間で、先進国で最悪の
日本の財政問題に対する警戒感が再燃しているとの見方が多い。
英系金融情報会社マークイットによると、18日の海外市場で日本国債(5年物)の
保証料率は0・86%と、2010年7月以来の高水準となった。20日は0・82%に
低下したが、先月末から0・1ポイント上昇した。米国債(0・07ポイント上昇)や
英国債(0・07ポイント低下)などと比べて上昇幅は大きく、同日の中国国債の
保証料率の0・76%より高い。「日本国債は中国国債よりリスクが高い」と
投資家が考えているともいえる。
保証料率の上昇の背景には、ギリシャなど欧州の財政問題に関心が集まり、
日本の財政問題にも海外投資家が厳しい見方をしていることがある。日本の国と
地方の長期債務残高は2010年度末に国内総生産(GDP)比で181%に
達する見込みだ。
このため、市場には「海外のヘッジファンドは日本の財政運営に懸念を持っており、
将来的には国債が暴落する可能性があるとみている」(メリルリンチ日本証券の
上田祐介氏)との指摘もある。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2011/01/22[16:32:40] +*+*
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