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高校無償化制度をめぐって昨年11月、北朝鮮による砲撃事件を理由に朝鮮学校への
適用手続きを凍結した文部科学省が、同時に適用を申請してきた横浜市内の
インターナショナルスクール1校について、手続きを進めていることがわかった。
この学校は、朝鮮学校への適用を判断するためにつくられた審査規定に沿って申請を
出しており、肝心の朝鮮学校の手続きがストップしたまま、別の学校の手続きが
進む事態となっている。
文科省によると、このインターナショナルスクールは既存の小中学校段階に加えて、
今年9月に高校段階を開設する予定という。
文科省が定めた無償化の適用規定では、インターナショナルスクールが制度の対象となるには、
同省が指定する四つの認証団体のいずれかによって教育内容のチェックを受け、
教育の質が担保されていることが条件になる。
だが、この学校の高校段階は新設校であるためそれが済んでおらず、認証されるのを
待つと無償化適用が9月の開校に間に合わないという。
ただ、インターナショナルスクールが適用を受けるルートはもう一つある。
文科省が朝鮮学校を念頭に定めた審査規定に基づいて申請する方法だ。この規定は、
修業年限や年間授業時間数、教員数、校舎・敷地面積などが一定の水準以上なら
適用するとしているが、文面上は審査対象を朝鮮学校に限定していない。
横浜市の学校はこれを利用。文科省も書類を受理しており、すでに手続きに入っている。
*+*+ asahi.com 2011/01/21[07:55:57] +*+*
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