11/01/20 18:48:18 0
中国のインターネットメディアは19日から20日にかけて、米サイトアイストック・アナリストに
掲載された、「米国が恐れる中国の航空戦思想」を紹介した。沿岸地域の多くの基地を作り、
質では勝る米国の戦闘機を「数で圧倒すること」という。
このところ、中国の次世代ステルス戦闘機・殲20(J20)に対する注目が集まっている。
殲20の出現は大きな意義を持つが、米中の航空兵力バランスを変える決定的な要因には
なりえないとみられる。
米国は冷戦時代、ソ連のミグ25出現に大きな脅威を感じた。最高時速3000キロメートル
(マッハ2.83)以上と戦闘機として最速であり、航続距離も長い「米戦闘機を超越した性能」と
考えられたからだ。しかしその後、ソ連空軍のベレンコ中尉が亡命目的で函館に着陸し、
同機の実態が明らかになったことで、米国が懸念するほどの高性能ではなかったことが
判明した。
記事は、殲20についても、一部意見ほどには高性能でありえず、性能としては、それほど
恐れる必要はないという。問題は、中国が東部沿岸に多くの基地を持ち、航空機の稼働率も
高いことという。そのため、質では勝る米国の戦闘機を「数で圧倒」することが可能になる。
一方の米国は搭載航空機数に大きな制約がある空母からの発進や、さらに遠い陸上の基地
からの作戦行動を余儀なくされることになるという。(編集担当:如月隼人)
URLリンク(news.searchina.ne.jp)