【温暖化】気候変動論文に大きな誤り 「2020年までに2.4度上昇」→「高く見積もっても0..2度上昇する程度」―米国科学振興協会at NEWSPLUS
【温暖化】気候変動論文に大きな誤り 「2020年までに2.4度上昇」→「高く見積もっても0..2度上昇する程度」―米国科学振興協会 - 暇つぶし2ch1:月曜の朝φ ★
11/01/20 18:07:53 0
【1月20日 AFP】米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science、
AAAS)が運営するオンライン・ニュースサービス「ユーレカ・アラート」(EurekAlert)に18日に
掲載された気候変動に関する論文に、大きな誤りがあったことが分かった。

 この論文は、世界の気温は2020年までに2.4度上昇し世界的な食糧不足が起きると主張した
もので、AFPを含む世界中の通信社が配信した。しかし、AAASでは指摘を受けて19日、この
論文をウェブサイトから削除した。

 AAASの広報担当者は、「英紙ガーディアン(Guardian)の記者から内容への疑問が寄せられ、
すぐに気候変動研究の専門家に内容を確認してもらったところ、疑問点が多いとのことだった
ので掲載を取りやめ、論文を出した団体に連絡した」と話している。

■複数の専門家が事前に誤りを指摘

 この論文には2007年にノーベル平和賞を受賞した国連(UN)の「気候変動に関する政府間
パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)」のチームに加わっていた科学者、
オスバルド・カンジアニ(Osvaldo Canziani)氏も科学アドバイザーとして名を連ねており、IPCCが
発表したデータを論拠として引用している。カンジアニ氏の広報担当者は18日、同氏は病気で
インタビューを受けることはできないと述べた。

 問題の論文の主著者でアルゼンチンのNPO、ユニバーサル・エコロジカル・ファンド
(Universal Ecological Fund)のリリアナ・イサス(Liliana Hisas)氏は、IPCCのデータと世界の
現状を元に予測したと説明しているが、AFPが取材した気象学者レイ・ワイマン(Ray Weymann)
氏は「この研究には平衡温度の上昇と過渡温度の上昇を混同するという大きな誤りがある」と
指摘した。

 しかも、ワイマン氏ほか複数の科学者が論文の公開前に問題点を指摘していたが、イサス氏
は「変えるには遅すぎる」と取り合わなかったという。

つづく


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