11/01/21 17:12:14 vNbX4+hD0
>>702
古事記は712年、日本書紀は720年に上げられた。
100年200年程度前の先祖の物語になんか留まらない。
七支刀は372年、これは現物が明治に出土、日本書紀の巻第九に記されている。
巻第九ということは、これよりも古い話が八巻分あるということ。
神話について。
その地域の人たちに語り伝えられてきた物語=伝承というのは作り話であるかもしれないし、ないかもしれない。わからない。
わからないけれど語り伝えられてきたものは、わくわくするものであって、はらはらするものであって
迫力のあるものであって、哀しいものであって、滑稽なものであって、綺麗で素朴なものだよ。
そういう要素を神話がはらむのは多分、その土地に住まう人々が、子どもたちに語り伝えるために、そういう工夫をしてきたからじゃないかと思うけれど
神話を事実反映であるとする人たちは、そういう神話の要素を無視して、神話の構成を崩す結論を持ってくることに始終する。
山の神は山の神、海の神は海の神、お日様の神はお日様の神でいいだろうに
わざわざ神であると伝えられる祖神を、「人である祖先」をモデルにしたことにしてみたり、
何かを正当化するために「演出した」ことにしてみたり。
神話を神話扱いしないのは、実に奇妙な事だと思うよ。昔の人ですら神代紀、人代紀といって区別していたのに。
その上、あなたがそうであるように、本当に確認されている事実は蔑ろにされがちだしね。