11/01/20 17:55:27 KHVAvpww0
>>650
古事記には、火明命は、天忍穂耳命の長男とされ、ニニギ命の兄とされており、
日本書紀には、ニニギ命の子とされたり、俗説があったり、混乱しているが
そうじて、天津神の一族となっている。
しかしながら、播磨国風土記では、おおなみじの子神が、火明命とあり、
火明命は、出雲大国主の子供で、国津神の出自なのか?
という疑問があったのだが
旧事本紀や国宝海部氏系図などをみたら、
大国主と火明命の関係は、義理の父と息子の関係であり
火明命の正妃が、天道日女命(大国主の王女)とされている。
つまり、出雲国譲りとは、出雲の大国主が
娘婿の近畿王・火明命に禅譲したことである。
そして、この火明命は、天照国照彦(天津と国津を統合した支配者)という通称を
もっており、日本各地の男の太陽神・アマテルとして祀られているのである。