11/01/20 17:18:27 KHVAvpww0
>>638
大国主が、国譲りし相手...
日本書紀や古事記では、実質的にはニニギ命とされている。
ニニギ命の父親の忍穂耳命の代では、
出雲に国譲りさせるのは無理だったとある。
もし、忍穂耳命の代で、出雲国譲りが実現されていたら
天皇家は、忍穂耳命を、初代天皇と認定していたであろう。
この忍穂耳命、ニニギ命が祭る神様が
天照とか高木神だったとあるだけ。
事実、天照とか、日本書紀には何代にもわたって登場するだけだから
これは、実在の人物ではなく、ヤマト王朝が祀っていた神様ってだけの話。
播磨国風土記に、大なむじが、息子(義理の息子=娘婿)の
火明命と播磨国で争い、降参する話が出てくる。
播磨国は、古来から、中国地方と近畿地方の緩衝地帯とされ、
中世でも、毛利と織田が激突したのもここ。