11/01/20 20:17:56 NReCWFZk0
>>946に同意だが、その手の話ってもうすこしややこしいんだよねえ。
移動ってのは電気とかと同じでインフラだから
古典的自由主義の極まった国でもない限り国民全員で国土全域のインフラを作るのが当たり前。
これは社会主義でもなんでもなくアメリカでもどこでもそう。
日本はアメリカよりもはるかに社会民主主義寄りの国家なんだから、個人のイデオロギーはさておき
都会でもうけた金は田舎の赤字インフラに投入「しなければならない」
そういう考え方で立法された法律はもう星の数。
各地の市電、札幌、函館、富山、大阪、広島、長崎etc…運賃で黒字になる市電なんてないんだが
それでもどこの街も維持してるのは、やっぱり市電があると繁華街が活性化するから。
これは結局のところ繁華街の店舗なり、都市全体の利益になってるからこそ税金で運営されてるわけ
ひとつの都市で閉じてもきちんと完成されたシステムになっている。
ただ、最近はそのインフラを「自動車があるからいいよね」でおろそかにするパターンが
どんどん増えているというだけ。
地方都市なんかはもう「コンパクトシティか死か」というところまで行ってるから
もうなかなか車中心の街作りは不可能になってるよ。>>927のような街づくりはバブル期には
どんどん増えたけど、結局立ちゆかないからこその最近のコンパクトシティ回帰。
>>927みたいな街はどんどん減っていってるというか、不況でゴーストタウン化してる。
車じゃないと生活できない交通弱者の街ってのはもうトレンドから外れてるんです。
(ここで交通弱者ってのは歩行者自転車という意味ではなく、交通ネットワークから切り離された人という意味)
長崎とか、あんな九州の変な半島の先っちょの辺境都市だが
繁華街の足が担保されてるから市内は中高生だらけ。ジーチャンバーチャンも安心して暮らせる。
ウォーカーズシティだが交通弱者は居ない。