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第144回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)受賞者の会見が17日、都内で開かれた。
西村賢太(にしむら・けんた)さん(43)は、日雇い労働で生活する孤独な若者が、閉塞感漂う
日々のなかでようやくできた友人とも疎遠になっていくさまを描いた私小説「苦役列車」
(新潮12月号)で芥川賞を受賞。「自分よりもだめな人がいるんだなと思って、少しでも
救われた思いになってくれたら、うれしい」と読者への思いを語った。
―きょう受賞が決まった瞬間は、誰とどこにいましたか。
自宅で。そろそろ風俗行こうかなって(笑い)。行かなくてよかったです。
―万が一つも受賞の可能性はない、というファクスをいただきましたが、受賞の連絡を受けられた
ときの心境を伺いたいです。
やっぱり聞きなおしましたね。最初ちょっと聞こえなかったんですよ。なんて言ったか聞こえなかった
のでもう1回聞きなおしたら、受賞しましたって。まあ驚きました。
―選評では、自己を対象化というか、自己との距離感と、独特のユーモアがあると言われていましたが。
そういう風に言っていただけけたのはうれしいです。最初から同人誌で書いていたから、あんまりこう、
小説にそういうのないんでしょうけど、拘束とかあんまりそういうのを気にせずに書いてたんで、
一言で言えば、面白い純文学を書きたいと。で、僕のはあんまり純文学じゃない感じでとられるんで、
まあ純文学っていうのもよくわからないんですけど、純文学らしくないと言われるのは自分の狙い通り
というか、望んでいるところではあります。
[朝日新聞]2011年1月18日
URLリンク(book.asahi.com)
風俗に行かなかった西村賢太さん
URLリンク(book.asahi.com)
つづきは>>2-
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