11/01/19 08:09:56 0
・文部科学省が18日発表した10年12月1日現在の大学生の就職内定率は、68.8%と
過去最低を更新。約3割の学生が就職先が決まらないまま年末を迎えた状況が浮かんだ。
10月1日現在が57.6%で、2カ月経過しても10ポイントほどしか改善していない。
統計が残る96年以来、12月段階で60%台の数字は初めてだ。
東京で1月17日に開かれた中小企業が集まる合同就職説明会。中央大や明治大など
4大学の4年生と大学院生が対象の中小企業庁の事業だ。計25社がブースを設けた。
数十人の学生が参加し、表情は真剣そのもの。明治大の女子学生(21)は、200社以上に
エントリーしたが、内定を得られなかった。「奨学金を返済するために、どうしても卒業までに
就職先を決めたい」とブースを巡った。同大の男子学生(23)も約20社受けたが内定ゼロ。
動揺で食事がのどを通らなくなり、体調を崩して倒れたこともあったという。「友人はもう内定を
決めている。なんとか内定したい」と必死の様子。
「大企業は安定しているかもしれないが、大勢の同期に埋もれて活躍できない。中小企業の
方が良いと就職活動を通じて実感した」と、中央大の女子学生(21)は言う。これまでに50社以上
エントリーしたが内定先はなく、この説明会に望みを託した。
大企業だけでなく中小企業にも目を向けてほしいと、会社側も真剣勝負だ。不動産関連会社
「フォレスト」は数人の採用を予定する。多田幸久人事・庶務担当部長は「知名度がなく、大学で
求人票を出しても学生が集まらないので参加した。中小企業のことも知ってほしい」とラブコールを送る。
明治大の杉林宏茂・就職キャリア支援事務長は「既に『就職留年』を決めた学生も少なくない。
だが、中小企業にも業績を上げている企業は数多い。今からでも学生は視野を広げてほしい」と指摘する。
東京都江東区の東京ビッグサイトでも16日、4年生と既卒者を対象とした合同企業説明会が
開かれた。中小企業など85社が参加し、約1500人が殺到した。(一部略)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)