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平成20年6月の無差別殺傷事件を受け中止された秋葉原(東京都千代田区)の歩行者天国が23日に再開する。約2年7カ月ぶりの復活に、
地元の商店街や電気街では経済効果への期待が高まる。一方、住民の間には、ごみ問題や過激パフォーマンスの“再燃”になお懸念も。
複雑な思いで見つめる事件関係者からは「あの忌まわしい出来事を忘れないで」との声が出ている。
■思惑
「秋葉原の安全・安心について地域の人々が熱心に取り組んできた結果。『世界のアキバ』の魅力と活力を向上させるため全面的に支援する」。
昨年12月10日、都公安委員会がホコ天再開を決定したことを受け、石川雅己千代田区長は歓迎する談話を発表した。
ホコ天中止後、住民や商店街、電気街関係者は、まちづくりを協議する「検討会」を設置。路上での過激なパフォーマンスなどを禁止する
「秋葉原協定」を締結し、週末には30~40人態勢でパトロール活動を続けるなど、再開に向けた「下地づくり」を進めてきた。
背景には「ホコ天再開で集客力を強化したい」という思惑がある。
秋葉原地区は近年、電気製品やアニメグッズを求める外国人観光客が急増。週末の歩道は行き来する人の肩がぶつかり合うほどの混雑ぶりだが、
長引く不況の影響は少なくない。老舗の家電販売店は「リーマン・ショック後、売り上げが激減した。
再開されればさらに人出も増え、街全体が活気づく」と期待する。
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