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◆石川被告「誘導的取り調べ」訴え 勾留中の手紙を証拠申請 小沢氏の「陸山会」事件で
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反
罪で起訴された衆院議員、石川知裕被告(37)が、「威圧的、誘導的な取り調べを受けた」などと訴えた
逮捕勾留中の弁護士あての手紙数通を、東京地裁に証拠申請していたことが17日、分かった。石川
被告の関係者が明らかにした。
石川被告は、昨年5月に小沢氏に対する検察審査会の1回目の議決を受けて行われた東京地検
特捜部の再聴取の録音記録も地裁に証拠申請。2月に始まる予定の公判では、これらの証拠を基に
「供述を誘導された」として供述調書の任意性、信用性を争う方針だ。
石川被告の関係者によると、同被告は昨年1月15日に特捜部に逮捕されて以降、弁護士に数回に
わたり手紙を送付。手紙の中で石川被告は、政治資金収支報告書の虚偽記載への小沢氏の関与に
ついて「自分ひとりでやった」と否定したが、検事から「独断でできるはずないだろう」などと怒鳴られたと
主張。
また、記憶があいまいな部分について「百パーセントないと言えるのか」などと詰問され、意に沿わない
調書を作成されたなどと訴えていたという。
弁護側は今月の公判前整理手続きで、手紙数通を証拠申請した。石川被告とともに逮捕、起訴された
元秘書の池田光智被告(33)も同様に威圧的、誘導的な取り調べを受けたなどと訴えた当時の手紙
数通を証拠申請したという。
ソース:産経ニュース(産経新聞) 2011/01/17 11:59
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画像:石川知裕被告(左)、大久保隆規被告
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