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400円の水、最高1万6千円で売る 薬事法違反事件
下着・健康食品販売会社「シャンロワール」(徳島市南末広町)をめぐる薬事法違反事件で、
社長の森脇幸男容疑者(67)らが「がんに効く」と宣伝したとされる清涼飲料水の原価は、
1瓶(720ミリリットル)あたり300~400円だったことが県警への取材でわかった。
これを最高で約1万6千円で販売していたという。
県警によると、同社の清涼飲料水「メシマコラーゲンドリンク」は、すでに販売していた
コラーゲン入り飲料に、キノコの一種「メシマコブ」の成分をわずか20ミリグラム入れたもの。
定価は1瓶1万4千円に設定していたが、顧客によって8千~1万6千円と2倍の価格差を
付けて販売。1年間で約5万本(約5億円)を売ったという。
一方、同社が各地で開いていた商品説明会では、メシマコラーゲンドリンクの開発にかかわった
民間の「新栄養科学研究所」(東京都墨田区)の所長、吉田文人容疑者(60)が効果について講演。
県警は、参加者にドリンクががんに効くと信用させるためだったとみている。
薬事法違反容疑で逮捕された森脇、吉田両容疑者ら6人は否認。森脇容疑者らは逮捕前、県警に
「販売代理店には販売方法に注意するよう指示していた」「代理店が勝手に『がんに効く』と
売っていた」などと説明していたという。
2011年1月17日 朝日新聞
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