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先月、茨城県石岡市で県議会議員の選挙事務所に保冷車が突っ込み、議員のおじが
ひかれて死亡した事件で、逮捕された元暴力団員の指紋が犯行に使われた保冷車の
運転席周辺から検出されていたことが警察への取材で分かり、警察は事件に関わったことを
裏付ける証拠とみて調べています。
この事件は先月１２日、茨城県議会議員選挙の投票当日に、石岡市選挙区で当選した
戸井田和之議員の事務所に保冷車が突っ込み、止めようとした戸井田議員のおじの
戸井田利雄さん（６２）がひかれて死亡したものです。警察は１６日、住所不定の元暴力団員、
設樂啓一容疑者（４３）が、盗んだ保冷車で事務所に突っ込み建物などを壊したとして
器物損壊などの疑いで逮捕しました。調べに対し、設樂容疑者は「事件については知らない」と
容疑を否認しているということです。これまでの警察の調べで、犯行に使われた保冷車の
運転席周辺から設樂容疑者の指紋が検出されていたことが分かり、警察は事件に関わったことを
裏付ける証拠とみて調べています。警察によりますと、保冷車は事件前日に石岡市内の
運送会社から盗まれたとみられ、事件当時、男が１人で運転している姿が事務所の関係者から
目撃されています。警察は、設樂容疑者の事件前後の詳しい行動についてさらに
捜査しています。
*+*+ NHKニュース 2011/01/17[06:54:00] +*+*
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