11/01/17 17:03:03 ndPZ5iua0
>>909
>一つ思うんだが、蓄財の問題は需要制約か供給制約かを決定しないと思う。
過剰貯蓄に走れば、需要制約になる罠。
>どういう事かといえば、社会保障があろうがなかろうがインフレにもデフレにもなる。
たしかに、グローバル化した今の時代においては、社会保障があろうがなかろうが、
”外的要因”によって、インフレにもデフレにもなり得るだろうが、
社会保障が無ければ、みな将来不安から過剰貯蓄に走り、需要を制約することになり、
デフレ傾向を強めることになるだろう。
>これらは、それらの遍在する富がどこに流出するかの違いでしか無い。
”でしか無い”と原因を限定するのは早計だと思うが、
富の偏在が需要不足を生み出して大きな原因の一つだろうな。
(だからこそ、本来社会保障の財源は、富裕層から徴収するべきだが)
>有価証券や不動産が買われればインフレでバブルだし、国債や通貨が買われればデフレで不景気になる。
これは逆でしょ。二つの意味で逆だ。
まず、有価証券や不動産が買われば、むしろ流動性は主に金融市場、資産市場に留まるわけで、
結果、実体経済への金の流れが損なわれる分、一般的な消費財はインフレになりずらくなるだろう。
(ただし、商品市況に金が流れた場合は別だ。)
もう一つ逆だというのは、国債や通貨が買われるからデフレなんじゃなく、デフレだから国債や通貨が買われるのだ
>再分配がないと経済がおかしなことになる。
うん、それは同意。