11/01/12 21:35:02 uMiAg0zy0
>>133
>ごめん、「裁判所に迷惑」っていう感覚がわからない・・・
>裁判って、国民のためにあるんじゃ・・・
はぁ?
裁判を受ける権利は憲法で保障されているけど、
裁判所から教えて貰う権利なんて、憲法は保障してねぇよwww
とくに、民事訴訟ってのは、
当事者が主張した事実しか、裁判所は取り上げてはならないルールがある。
刑事事件は真実追究が裁判所の使命だが、
民事は、争いの土俵を作るのも当事者、そこで何を主張するかも当事者が
決める。そこに裁判所は一切介在しない(私的自治の原則だよ。)
そして当事者が主張しないことを、例えば裁判所が「こんなふうに主張すれば
勝てるのに」と思っても、裁判官はそれを教えてはならない。
教えれば、一方の肩を持つことになり、不公平だから。
で、訴状を書くにしても、主張しなければならない事柄が、法律で決まっている。
ところが、条文を読んだだけでは、素人には分からない。
だから、素人だと訴状ひとつとってみても、裁判を始めるに必要な事柄が書いてない
(つまり土俵が明確でない)訴状が出てくる。
土俵が明確でないと、被告は防御の方法が決まらないから、土俵が明確でない訴状は
受け付けることは出来ない。(被告に不利益となるから。)
裁判所は、すぐに門前払いしないで、「補正」という制度を使って、原告に訴状の
補正を促す。
しかし、補正の仕方を手取り足取り教えられないから、素人はそこでつまづく。
仕方ないので、書記官が電話で説明したりする。
(下につづく)