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【民主党】仙谷官房長官、自民などの姿勢批判
仙谷官房長官は、民放のテレビ番組の収録で、自民党などが、問責決議が可決された仙
谷長官を交代させなければ通常国会の審議に応じない構えを見せていることについて、
「問責決議を盾に審議に応じないのは、法律的には単なる審議拒否をしているだけだ」
と批判しました。
この中で、仙谷官房長官は「官房長官が交代しても、ねじれの状態は依然として残る。
今後、ほかの大臣が1人ずつ問責決議を受ける可能性も捨てきれないし、問責決議案を
出すぞと揺さぶられることもあり得る。総理大臣に対する問責決議が可決されたら、総
辞職しなければならないのかということにもなる」と述べました。そのうえで、「問責
決議を盾に審議に応じないのは、法律的には単なる審議拒否をしているだけだ。政治の
パワーゲームとしての審議拒否はあっても、法律論とすれば大いに無理筋だ」と述べ、
自民党などの対応を批判しました。一方、内閣改造に関連して、仙谷長官は「菅総理大
臣から、官房長官を交代しろと言われたら、応じる覚悟か」と質問されたのに対し、仙
谷長官は「頑張っても罷免されることになる。一議員としてもやりたいことはまだまだ
あり、忙殺される毎日から解放されるのも喜ぶべきだという個人的思いはある。強力な
内閣と党の態勢を敷くために、菅総理大臣が人事権を自由に駆使するのであり、自分が
どうこう言う話ではない」と述べました。
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