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【経済】海外メーカーとの激しい競争、テレビ生産の海外生産委託強まる…ソニー副会長、「国境を超えた分業化の流れは止められない」
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
海外メーカーとの激しい競争で、テレビ事業の収益が低迷する大手電機メーカー各社は、自社の工場でなく、コストが安い
海外メーカーに生産を委託して、競争力を回復しようという動きを強めています。
世界のテレビ市場では、新興国を中心に韓国や中国のメーカーが台頭し、日本のメーカーのテレビ事業は収益が低迷している
のが実態です。このため、大手電機メーカー各社は、生産コストを一段と抑えるため、人件費の安い海外メーカーに委託して
生産を拡大する動きを強めています。このうち、「ソニー」は、海外の3つの工場をすでに別の海外メーカーにそれぞれ売却したうえで、
生産を委託する形にして、今年度は委託の比率を、1年前の20%から一気に50%以上に高めました。これについて、中鉢良治
副会長は「設計や材料開発などは国内で引き続き行うが、組み立ては国境を超えて分業化してきており、その流れは止められない」
と述べています。また、数年前から委託を使う「東芝」は、低価格のテレビを中心に今後も割合を高めていくほか、すべて自社で作って
きた「パナソニック」も、インド市場向けの一部の製品について海外委託の検討を始めました。各社とも、高品質のテレビは、技術の
流出を防ぐ観点から自社で生産を続ける方針ですが、テレビ事業の立て直しに向け、生産の海外委託は今後も加速しそうです。