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★記者の目:それでも菅政権に期待する=倉重篤郎
◇社会保障・TPPでブレぬ軸を
「やはり民主党政権はダメですね」。年明けにいただいた賀状の多くに政権交代への
失望、日本国への危機感がにじんでいた。国民感情的には、愛想づかしのようだが、私
はそうは思わない。菅直人政権には、まだやってもらわなければならないことがある。
1月召集の通常国会で、菅政権は昨年の臨時国会以上に七転八倒するだろう。支持率
低下政権の足元を見た野党がここぞとばかり攻めたてる。小沢一郎氏ら与党内反主流派
がそれに便乗するかもしれない。衆参のねじれは依然として解消できずにいる。
ただ、これは議会制民主主義である限り宿命的な試練である。
(中略)
菅政権は6月までにこの2政策を練り上げる、という。妥当な時期ではないか。それ
までは、2作業を大車輪で進めながら、それを自らの唯一最大の存在理由として歯を食
いしばるしかない。そして、時満ちたころに実現への一手を打てばいい。大連立でも衆
院解散でも、軸がふらつかなければ数はついてくる。
日本国の危機的状況はかくて政治的に解決される。時代が求める政策は自らを実現す
る。せっかくの政権交代。その果実を取らずしてサヨナラとはいいたくない。
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■元ニューススレ
【毎日新聞】菅直人首相の強運は来年も続くと毎日新聞論説室・倉重篤郎
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