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中国富裕層レポート① 海外平均より15歳若い
●中国の富豪数87万5000人、6.1%増
上海在住のイギリス人、ルパート・フージワーフ氏が創設した「胡潤百富」は1日、
中国富裕層の分布やライフスタイルについての報告書を発表しました。
それによると、中国の富豪の数は2009年に87万5000人に達し、2008年から
6.1%増加。また他国に比べて若い人が多く、個人資産で約1億4000万円の
資産を持つ富裕層の平均年齢は39歳ということが判明しました。
同レポートの富裕層の定義は、個人資産で約1億4000万円以上の資産を
所有する人のことで、中国の人口の6.7%を占めます。そのうち約13億5000万円以上の
資産を所有する富裕層は5万5000人で、2008年より7.8%増加していました。
また10億元(約136億円)以上の資産を持つ人は1900人、約1360億円以上の人は140人でした。
富裕層の男女比は7対3で、女性富豪も増加傾向にあることがわかりました。
同レポートの資産は他の富裕層レポートとは異なり、投資資産、未上場会社の株、
不動産、美術コレクションなどの全私有財産を含めて算出されています。
調査は香港、マカオ、台湾を除く31の省、市、自治区で実施。都市では北京が
富豪の数が最も多く15万1000人で、広東の14万5000人、上海の12万2000人が続きました。
この3都市で富裕層人数の約半分を占め、以下浙江省・江蘇省・福建省・山東省が続いています。
資産1000万元(約1億4000万円)以上の富裕層は主に企業家、高所得者、
不動産投資家、個人投資家の4タイプに分けられました。
職業としては、主にサービス業、不動産業、製造業を営む人が多く、また
不動産や株式投資だけでなく、最近は時計や宝石のコレクション、
絵画などの美術品へ投資する人が増加しています。
子供の国際教育にも熱心で、幼少の頃から英語環境で育てるために、
米国や英国へ留学させる家庭が多いことがわかりました。