11/01/02 17:07:21 0
大阪市西成区のあいりん地区では、日雇い労働者用の簡易宿所が、
1日あたり2、3千円台のゲストハウスに衣替えするケースが進んでいる。
「家賃日払いOK」「入会金なし」「住民票ももちろん移せます」―。
大阪市城東区の不動産会社は「デイルーム」をうたい、アパートの1室を貸す。
申し込みはインターネットで受け付ける。
不動産仲介大手で働いていた男性社長(32)が「ネットカフェ難民」がクローズアップされるのをみて、
3年前に始めたシステムだ。ターゲットは連帯保証人がおらず、初期費用や1カ月分の家賃をまとめて
払えない層で、1日当たりの家賃はネットカフェの「ナイトパック」と同じ水準の1、2千円台に抑えた。
入居者は職を求めて関西にやって来た20代の若者が中心だ。
最初は日払いでも、長く働くうちに収入が安定し、月払いに移っていくという。
空室に悩む家主に、わずかでも収入が得られると説明して物件を増やし、
今では大阪府と兵庫県に23カ所、約100戸を貸している。ほぼ満室の状態という。
同社は賃貸住宅の内装工事も手がけており、家賃の支払いに窮した入居者には
内装のアルバイトを紹介する。ほかのアルバイトも紹介するため、滞納がほとんどない。
社長は「低所得者の層が増え、高い初期費用、家賃の月払いという方法はもう時代にあわなくなっている。
若者が夢をかなえるためのステップになりたい」と語った。
URLリンク(www.asahicom.jp)
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