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□ビリー・ザ・キッド、死後130年後の恩赦認められず
米国西部開拓時代の無法者として知られる「ビリー・ザ・キッド」に、射殺されてから
130年後の恩赦を認めることを検討していたニューメキシコ州のビル・リチャードソン
知事は12月31日、恩赦を認めないとの決定を発表した。
同日で任期終了を迎える同知事が、出演したABCの番組中で明らかにした。
19世紀後半、ビリー・ザ・キッドは、殺人罪に問われ投獄されていたが、脱獄。1881年、
逃亡中にニューメキシコ州でパット・ギャレット保安官に射殺された。当時のウォレス
同州知事は、ビリーが殺人罪の裁判で証言すれば、引き換えに恩赦を与えると約束して
いたとされている。
リチャードソン知事は、「ウォレス氏が恩赦を与えたことは信じている」としたうえで、なぜ
同氏がこの約束を守らなかったかについては歴史的事実として不明瞭だと指摘。さらに
前任者の決定を明確な根拠もなしに否定はできないとして、ビリー・ザ・キッドに恩赦を
認めない決定を下したと述べた。
ビリー・ザ・キッドの熱狂的なファンであるリチャードソン知事は、130年前にウォレス氏が
ビリーに認めたとされる恩赦について以前から調査していた。長年、一部の歴史家らは、
ウォレス氏が恩赦を認めたことは事実だとして、ビリーは恩赦を受ける権利があると主張。
一方、ギャレット保安官の子孫は、「ビリー・ザ・キッドはただの人殺し」で、保安官の行為が
過ちであったとの疑いがかかるようなことがあってはならないと恩赦に反対していた。
米国西部開拓時代の無法者として知られる「ビリー・ザ・キッド」に、射殺されてから130年後
の恩赦を認めることを検討していたニューメキシコ州のビル・リチャードソン知事は12月31日、
出演したABCの番組中で、恩赦を認めないとの決定を発表した
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