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トヨタが09年の東京モーターショーでコンセプトモデル「FT-86コンセプト」を初公開。1980年代に「AE86(ハチロク)」と呼ばれ、
人気となったスポーツカー「カローラレビン」にちなんだ車名とスポーティーなデザインで、発売前から自動車ファンなどの注目が集まっている。
スポーツカーは若者のクルマ離れや景気低迷、各国の排ガス規制強化などで逆風も強いが、
かつてスポーツカーに熱中した中高年層や海外市場の需要は底堅い。また、国内の低迷する自動車市場の起爆剤としても、
各社がスポーツカーに注目。富士重とトヨタが、FT-86で価格を抑えて若者層の需要を喚起することを目指す一方、
ホンダは高級スポーツ車「NSX」の後継車をハイブリッド車とし、人気のエコカー要素を取り入れて開発を再開している。
トヨタが富士重に出資した05年以降、両社は開発や生産などでの協力を進めている。
FT-86の共同開発も事業提携の一環で、
生産は軽自動車の撤退で余剰能力が出る富士重の群馬県太田市の本工場で行われる予定だ。(田村龍彦)
(おわり)