10/12/31 12:51:23 0
民主党政権が迷走に迷走を続けた1年も今日、大みそかを迎えました。
今年最後のコラムでは、ぜひとも希望にあふれた内容を書きたいところなのですが、
政治でも年が明けると、菅直人首相退陣のカウントダウンが始まります。
というのも、私は「菅首相は来年4月までには退陣せざるをえなくなる」とみているからです。
その根拠は、来年は4月に統一地方選が行われることになっており、
参院で多数を占める野党が、その前の最も効果的なタイミングで、
菅首相の問責決議案を可決してくるのは必至だからです。
もし、私が野党の幹部なら、統一地方選で勝つために、間違いなくそうするでしょう。
問責決議に法的拘束力はありませんが、政治的には菅首相が退陣しない限り、参院での審議は一切、
行われないことになりますから、退陣するかどうかの決断を迫られることになります。
退陣を迫られたら、菅首相としては「伝家の宝刀」である衆院解散・総選挙に打って出るという手もあります。
しかし、内閣支持率、民主党支持率ともに下落している中で、総選挙を行えば民主党が大敗するのは目に見えており、
民主党内が了承するはずはありませんから、退陣せざるをえないでしょう。
民主党の議員の中にも、このことに気づいている人はいます。追い込まれて野党の都合のいい時期に
首相の問責決議案を可決されるよりは、「その前に先手を打って菅首相を退陣させ、
新しい体制で統一地方選に臨む」というシナリオが、すでに民主党内で動き始めているのです。
そうでなくとも、民主党の地方の現場では、統一地方選に出馬を予定している
地方議員や立候補予定者が、民主党の公認を辞退するという動きも出ています。
これを受けて、同党の国会議員の間でも「統一地方選は菅首相では戦えない」との声が大半になっています。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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