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保守派の人たちは、生まれながらにそうした思想になり易いのかもしれない。右派志向の
人たちは“恐怖”に関係する脳の部位が肥大しているという研究結果が報告されたのだ。
学者によると、脳の中心部にあってアーモンドの形をした「扁桃体」は心配事や情動に関係
する部位であるが、保守的な見解の人たちのそれは、より大きいことが判ったという。
他方で、彼らは人生を楽観したり勇気に関係していると言われる脳の「前帯状領域」は小さく
て貧弱なのだという。
この“驚きの”相関性は、ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)の学者たちによって
明らかにされた。英国の国会議員2名と多くの学生たちの脳を調べて得られたものだ。
脳の2つの領域の「サイズ」が、政治的見識の如何に直接的な関わりがあることが判ったの
である。
しかし、調べたのは全て「成人」の脳であるため、それが生まれながらの形質なのか、それ
とも生育過程の見聞によって脳がそのようになったのかは判然としない。
この調査研究を指導したジェレイント・リース教授は、「脳を見れば政治的スタンスが予知でき
るということが分かって驚いています。体験を通じて脳の構造が形作られ政治的スタンスが
規定される、若しくは体験から生まれる政治的スタンスに応じて、あるいはその結果として脳の
構造が規定される…ということを示すもので、大変驚くべきことです」と語る。
リース教授らは、労働党のスティーブン・パウンド議員と与党・保守党のアラン・ダンカン国際
開発大臣の脳をスキャンして調査した。そしてさらに学生90人にも政治的見解を質すなどして
調査を行った。
この結果は来年出版される書物に掲載される予定だが、保守的な政治スタンスにやたら反駁
する、生まれながらの“自由人遺伝子”を持つ連中が存在するといった学説をバックアップする
ものだ。
(画像)扁桃体(上)と前帯状領域(下)
URLリンク(newsplus.jp)
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英テレグラフ:
URLリンク(www.telegraph.co.uk)