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★自公、中国共産党と交流強化 パイプ維持に動く
自民、公明両党は尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件などで冷え込んだ日中関係の改善に向け、
中国共産党との政党間交流を強化している。もともと、中国とのパイプがある両党だが、
野党としての交流には限界があることも明確になっている。
自民党の林芳正政調会長代理は超党派の「日中友好議員連盟」の団長として
中堅・若手議員とともに22~26日、中国を訪問した。
胡錦濤国家主席と近いとされる共産党の李源潮中央組織部長らと会談。
李氏は「各党議員が友好関係強化に取り組んでいることに感謝する」と強調、
林氏も「いまの日中関係は戦術的互損関係だ。戦略的互恵関係に戻す必要がある」と訴えた。
公明党の山口那津男代表も14~17日、中国で習近平国家副主席らと会談した。
習副主席は「政党間交流は日中の政治的相互信頼を築くのに指導的な役割を果たす」と指摘した。
いずれの会談も尖閣問題などには深入りはせず、関係改善を優先した格好だ。
山口氏の訪中の際、中国側は公明党が要請していた胡主席との会談に応じなかった。
中国では対日強硬派が発言力を強めており、政党間交流には思うに任せない要素が多い。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)