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民主党の平野博文前官房長官(衆院大阪11区)が平成21年10月下旬まで代表を務め、
以降は同党の樽床伸二前国会対策委員長(同12区)が代表となった団体が、政治資金規正法で
保管を義務付けられている21年分の領収書を紛失していたことが28日、産経新聞の調べで
分かった。21年分から義務化された「1円以上」の全領収書を政党支部などの団体が保管する
制度は、民主党が主導したもので、識者からは「民主主導の新制度を自ら形骸(けいがい)化
させており無責任」との批判も出ている。
問題の団体は「民主党大阪府第13区総支部」。同支部の21年分の政治資金収支報告書には
「領収書等亡失等一覧表」が添付されており、5カ月分の電話代の各領収書と、プリンター修理代の
領収書1枚の計6枚がなくなっていた。
情報公開請求で産経新聞が大阪府選管から入手した同支部の届け出書類によると、平野氏は
18年5月から21年10月下旬まで代表で、以降は樽床氏が代表。平野氏は民主党大阪府連の
前代表で、樽床氏は現代表。空白区の支部代表は府連代表が兼務している。
領収書の対象時期は、すべて平野氏が代表だった期間だが、いつ紛失したかは不明。平野事務所は
「代表だったが実務を行っていない」、樽床事務所は「収支報告書提出時の代表だが、10月から
なので詳細は把握していない」とし、代表者の責任の所在も不明確だ。
紛失した領収書は3千円程度までの少額のものばかりだが、「1円以上」の全領収書を、政党支部
などの団体に保管するよう義務付ける新制度は、民主党の主導により、19年12月の規正法改正で
導入されたもの。(>>2-に続く)
▽画像
平野博文前官房長官
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樽床伸二前国対委員長
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▽産経ニュース
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