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22日付のインド紙「ザ・タイムズ・オブ・インディア」は、中国が主張する「平和台頭」は
表面だけのものとする論説記事を発表した。日中の領土問題でも、そのことが分かるという。
同紙は「中国問題は世界の心配事でインドにとっては頭痛の種」などと主張した。中国の
ニュース・サイト「環球網」は同論説に対して「再び、大げさに“中国脅威論”を書きたてた」
と反発を示した。
「ザ・タイムズ・オブ・インディア」は、最近になり多くのアジア・ウォッチャーが「中国が
世界を統治する」、「新しい世界秩序を築く」などと警告していると紹介。「中国の影響力が
経済分野だけにかぎらず、社会や文化、政治分野で世界に『不良なる影響』をもたらす
との見方の表明だ」、「中国が巻き起こす問題は世界の心配事であり、インドにとっては
頭痛の種」と論じた。
同論説は、「中国が唱える『平和台頭』は表面だけの現象であって、実際は異なる。
中国の民族主義感情は極めて強い。日本と中国の領土問題(先覚問題)、インドと中国の
領土問題をみても分かる」などと主張。
インドと中国の「力の関係」については「中国の経済成長は2015年に減速する。インドは
中国を追い抜ける」と指摘。さらに「民主こそがインドのブランド。世界に受け入れてもらえる」
と論じ、「インドは弱気になるべきでない。(巨龍と自称する中国人に対しては)改めて“猛虎”に
なるべきだ」と、対中強硬策を主張した。
環球網のコメント欄には、同記事に対して「中国の民族主義は、他国の敵対行為に対して
憤激の言葉がでるだけのこと」、「インドは虎か。もうすぐ絶滅だ」などと反発するコメントが
相次いだ。(編集担当:如月隼人)
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