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★事務次官会議を事実上再開へ 仙谷氏が「政治主導」方針を撤回
・仙谷由人官房長官は28日、首相官邸で各府省の事務次官に対する年末訓示を行い、
「政務三役会議から事務方を排除することで意思疎通が図れないようではいけない。
官房長と事務次官は可能な限り出席してほしい」と述べ、官僚と政治家とが緊密に
連携を図って政策方針を決めるよう求めた。民主党はこれまで「官僚主導」から脱却し、
「政治主導」で政策決定することを旗印に掲げてきたが、これを事実上、軌道修正した形だ。
仙谷氏は訓示で、「政治主導は政務三役と官僚が役割分担し、一丸となって
取り組むことだ。事務次官や官房長は必要と考える情報提供や政策提案を
政務三役に行ってほしい」と要請した。
「脱官僚」を掲げる民主党は、事務次官会議で閣議案件が事前調整され、政策が決まる
プロセスを「官僚主導」だと批判し、事務次官会議を廃止。府省ごとに閣僚と副大臣、
政務官で構成する政務三役会議で政策を協議する方式に改めた。省庁間にまたがる
政策は副大臣会議などを活用し「政治主導」での調整を図ってきた。
だが、政務三役と官僚との間でコミュニケーション不足に陥り、政策決定がスムーズに
いかないなどの問題点も相次いでいた。
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