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台湾の馬英九総統は26日、台北市文化局や台湾婦女救援基金会が主催した、
台湾の元従軍慰安婦らの対日訴訟に関する特別展に出席し、「日本政府は歴史の
過ちに対して謝罪する責任を持つ」と発言。注目を集めている。環球網が台湾の
報道を受けて伝えた。
主催者となる台湾の元従軍慰安婦らが対日訴訟を求めた2000年から、同基金会
の活動は今年で10周年を迎える。展示会では、元従軍慰安婦らによる日本への賠償
要求や、従軍慰安婦問題の教科書記載などを求める運動などが紹介された。
馬総統はこれまでも元慰安婦の名誉回復活動に積極的に参与しており、同基金会
が制作した台湾人元慰安婦に関する記録映画の撮影や、元慰安婦への補償活動などに
関わった。また、2008年には、元従軍慰安婦8人と会談し、同問題への関心の高さを
示している。
馬総統は、特別展開会のあいさつで「日本は歴史で犯した過ちと向き合うべき」と
述べ、日本は自国の「恥部」を隠すべきでなく、また、謝罪責任を逃れるべきではない
との見解を示した。(編集担当:金田知子)
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