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こうしたインターネットと携帯電話を利用したもうひとつの意外なビジネスは、
相手が不倫するかどうかを調査する「ブラックメール代行業」だ。
日常化する不倫は自分の配偶者への疑心暗鬼につながる。そういう人の心の整理をしようというのだ。
ブラックメール代行業者は「出会い系サイト」などを活用し、依頼者の配偶者(あるいは恋人)が
誘惑に負けてしまうタイプかどうかを、誘惑メールを送って確かめてくれる。
誘惑メールに乗ってくるようならば夫婦関係を見直すきっかけとなり、
乗ってこなければ信頼関係がより強まることになるというわけだ。
その他にも、不倫の恩恵を受けるビジネスは数多い。
「アリバイ会社」などというものもある。配偶者に不倫していることがバレないように、
友人のふりをして口裏を合わせるなど、証拠づくり、アリバイづくりをしてくれるのだ。
「占い」も最近では不倫相談が増えているという。他人に言えぬ不倫の悩みを「占い師」に聞いてもらって
心のモヤモヤを発散させる。占い市場の規模は今や右肩上がりの5000億円と推定され、不倫が大いに貢献しているようだ。
また、不倫カップルが密かに訪れる鄙びた温泉旅館、、神社などの「パワースポット」とその周辺の旅館・ホテル、
そして「相手の男性に気に入られたい」と願う女性による美容整形なども不倫の恩恵を受けている。
私が様々な調査やデータを積み上げて試算したところによると、不倫に直接的に関わる
ビジネスの市場は現在、総額4兆円規模にも膨れ上がっている。
この総額には、夫婦関係が破綻した時の慰謝料なども含まれているが、
日本のGDP(国内総生産)を500兆円規模とすれば、その1%弱を不倫ビジネスが占めている計算になる。
しかし、不倫は道徳的・倫理的に決して勧められるものではない。発覚すれば配偶者から多額の慰謝料を請求されるなど
経済的視点から見ても極めてリスクの高い行為であることを断わっておく。 (抜粋)