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奈良を空襲から救ったとされる中国の建築史家・梁思成氏(1901~72)の銅像を
県文化会館(奈良市)に設置する計画について、日中関係の悪化などから日本側が
受け入れを断念し、計画を白紙に戻したことがわかった。
梁氏は東京生まれで、戦時中、文化財の焼失を防ぐため、奈良と京都を空爆しないよう
米軍に進言したとされる。
中国側が2008年、県に銅像寄贈を申し入れ、日本画家の平山郁夫さんらが顕彰会を設立し、
寄付金を募って同会館への設置を検討。
しかし、今夏以降、「史実か明確でないのに、県の施設に置くのは問題」などの指摘が
県に約600件寄せられ、荒井知事は8月の定例記者会見で、「慎重に対応したい」
との考えを示していた。
その後、尖閣(せんかく)諸島沖の中国漁船衝突事件を巡る日中関係悪化などもあり、
最終的に顕彰会が断念、寄付金約200万円の返還を始めた。
ソース:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)