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「反小沢」で意思統一ができている菅首相、岡田幹事長、仙谷由人官房長官のトロイカ体制は、
実はすでに「小沢喚問」と内閣改造・党役員人事で現下の厳しい局面を中央突破することで合意している。
それはつまり、早ければ役員会直後に小沢氏に対し「離党勧告」を行う可能性があるということである。
と同時に、最速で翌28日にも内閣改造・党役員人事を断行する可能性を秘めているのだ。
ただ、現時点では年明けの1月13日の党大会前に行なわれるというのが永田町では支配的な見方である。
時期はともかく同人事の最大の焦点は、参院で問責決議が可決された仙谷官房長官の去就である。
自民党(谷垣禎一総裁)だけでなく公明党(山口那津男代表)も仙谷更迭を通常国会での
予算審議の条件にしているため、仙谷氏が官房長官から外れるのは不可避であろう。
では、次期官房長官の有力候補は誰なのか。2人いる。ひとりは、玄葉光一郎国家戦略担当相兼党政調会長である。
玄葉氏起用となれば、仙谷氏は政調会長として党執行部入りし、玄葉官房長官を党側から全面支援する。
そしてこの人事が断行されれば、内閣改造は中規模となる。
もともと仙谷官房長官が兼務している法相の補充人事は行わなければならない。
加えて、やはり更迭となる馬淵澄夫国土交通相の後任、そして新たに国家戦略担当相を任命することになる。
小沢系と見られているが同氏とは一線を画している細野豪志前幹事長代理が国家戦略担当相か、
国交相のいずれかで入閣する。同じ小沢系の松本剛明外務副大臣も有力視される。
そして、自民、公明両党にパイプを持つ樽床伸二衆院国家既報政策委員長を党の国対委員長に返り咲かせる。
さらに内閣改造の「目玉」は、新たに環太平洋パートナーシップ協定(TPP)担当相を設置、
先に朝日新聞社を定年退職した船橋洋一前主筆の起用と、私は見ている。
菅首相が改造・党人事を最小限にとどめることを優先すれば、
仙谷官房長官と枝野幸男幹事長代理のスワップ人事と国交相、法相人事だけになる。
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