10/12/25 00:11:40 0UV0V94h0
一昨年のクリスマスの日の出来事です。
不思議な体験をしました。エピソードとして話をしたいと思います。
うちには6才の双子の男の子がいます。当時、彼等は4才で幼稚園の年中でした。
我が家ではクリスマスイヴの夜に、彼等が寝静まった枕もとにおもちゃを置いて、
次の日の朝、彼等が目を覚まして、おもちゃを見つけて「わ、サンタが来た!」と、
おもちゃで遊ぶ事を年中行事にしていました。
その年もまた、同じように、彼等の枕もとにおもちゃを置きました。寝静まってから。
次の朝、起きてから「わ、サンタが来た!」と、いつもと同じ光景が起こると思っていました。
そう信じていました。弟に買ったおもちゃは、ヒーロー戦隊ものの、ロボットでした。
一方、兄に買ったおもちゃが、子供用のコンピューターでした。
そのコンピューターの電源を入れた時に、事件が起こりました。
電源を幾ら入れてもつかないんですね。壊れていたんです。
お昼になるのを待って、買ったおもちゃ屋さんに妻が電話を入れました。
責任者の方が出てこられて、こんな対応をされました。
「あー故障ですか。それは申し訳ないですねー。でもね、それは作ったメーカー側の
責任なんです。メーカーのお客様相談室に電話をしてください。電話番号言いますんで。」と。
少し、「んんー。」と思いながらも、おもちゃメーカーに電話をしたんです。
クリスマスの日に、おもちゃメーカーに電話してみると分かりますが、繋がらないんですよね。
一時間に4回くらいの割合で、夕方位までかけたんです。
タイミングも悪かったとも思うんですが・・・。
けれども、その日はとうとう繋がらなかったんです。
昼をすぎた頃、兄は泣き始めました。
弟は新しいおもちゃで遊んでる、自分は新しいおもちゃで遊べない。
泣く気持ちも分かるんだけど、その、泣く兄を見て、妻は「あんた、ちょっとくらい
我慢しなさいよ」と。