10/12/24 12:33:19 0
(>>1の続き)
焦点は、日本政府の情報収集と分析のあり方だ。
露政権の情報管理は、2000年にプーチン現首相が大統領に就任後、格段に厳しく
なったという。日露外交筋は「政情が混乱し、内紛もあった1990年代はクレムリン
の内部情報も取れたが、今は各国とも苦労している」と話し、ロシア動向の情報収集が
困難になっていると話す。
そうした中、外務省幹部は現在の情報収集体制について、「事務レベルでは、モスク
ワの大使館だけでなく、米国、中国や欧州などの周辺国など、様々なルートがある」と
説明する。
政治レベルでも、今年は、対露外交が得意だと自負する鳩山前首相が「首相特使」と
して9月前半に訪露し、メドべージェフ大統領と会談するなど、接触はあった。ただ、
この時期、日本では民主党代表選が行われており、菅首相自身が対露外交を「鳩山さん
に任せている」と語るなど、官邸が力を入れていた形跡はない。
(以上)