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検事総長に笠間検事長を起用
12月24日 11時23分
政府は24日の閣議で、大阪地検特捜部の元部長らが逮捕・起訴された一連の事件の責任を取って辞職する
大林宏検事総長の後任に、東京高等検察庁の笠間治雄検事長を起用するなどの人事を決めました。
政府は、大阪地検特捜部の元部長らが逮捕・起訴された一連の事件の責任を取って
大林宏検事総長が辞職することなどを受けて、24日の閣議で後任の人事を決定しました。
それによりますと、新しい検事総長には東京高等検察庁の笠間治雄検事長を起用することが決まりました。
笠間氏は62歳。昭和49年に検事になり、東京地検の特捜部長や最高検察庁の次長検事などを経て、
ことし6月から東京高等検察庁の検事長を務めています。
また、最高検察庁ナンバー2の伊藤鉄男次長検事も辞職し、
後任には札幌高等検察庁の小津博司検事長の起用が決まりました。
小津氏は61歳。昭和49年に検事になり、法務省の刑事局長や事務次官などを経て、
去年7月から札幌高等検察庁の検事長を務めています。
さらに、この日の閣議では、これらの人事に伴って、新しく
▽東京高等検察庁の検事長に名古屋高等検察庁の小貫芳信検事長を、
▽名古屋高等検察庁の検事長に広島高等検察庁の藤田昇三検事長を、
▽広島高等検察庁の検事長に高松高等検察庁の梶木壽検事長を、
▽高松高等検察庁の検事長に最高検察庁の勝丸充啓公安部長を起用することをそれぞれ決めました。
また、札幌高等検察庁の検事長には公安調査庁の北田幹直長官の起用が決まりました。
これらの人事は今月27日に発令されます。
法務大臣を兼務する仙谷官房長官は、閣議のあとの記者会見で、
今回の検事総長の人事について「大阪地検の一連の事態の検証と検察の改革案がまとまったこの段階で、
検察組織としてけじめをつけ、人心を新たにし、改革を進めることが適切だと判断して大林検事総長が職を辞すことになったと聞いている。
特捜部の問題など、検察改革を進めるためには、特捜内部のこともよく知っていて、
改革志向が強いと思われる今回の人事を実施するということになった」と述べました。
NHK
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