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・晩婚化や少子化に歯止めをかけようと京都市が初めて企画したイベント「京都婚活2010
~京都恋物語in岡崎~」が開かれた。定員を大幅に上回る1508人が応募。狭き門を
抽選で通過した25~40歳の男女計200人が参加した。動物園の散策や立食パーティーを
通じての、将来のパートナー探し。
中京区の男性(32)は「仕事が伝統産業の分野なので女性との出会いがない。(足にハートの
ような模様がある)キリンをネタに女性と知り合えた」と満足げだ。
京都市勧業館「みやこめっせ」(左京区)に会場を移して開催された立食パーティーでは、
趣味などを書いて自己紹介する企画などがあり、連絡先を書いたカードを交換した。
5枚のカードを手にした伏見区の女性会社員(34)は「趣味の山登りをきっかけに話が
盛り上がった。子どもが欲しいのでとにかく早く結婚したい」と期待する。山科区の自営業の
男性(39)は「映画鑑賞の趣味が共通する女性とデートの約束ができた」と話した。
婚活イベントを市が企画したのは初めて。市民の未婚率は全国平均を上回り、特に市内の
25~29歳の男性では5人に1人しか結婚していない。昨年6月の市の調査では男女とも
「結婚したいが出会いがない」という声が多かったため、100万円の予算を組んだ。
参加費を1人2千円と民間の業者主催の同様のイベントより安めに設定。「市在住か
在勤の男女」を条件に11月17日から約3週間募集したところ、応募者が殺到した。
男性は3.68倍、女性は11.4倍になった。応募者の平均年齢は、男性34.0歳、
女性32.9歳。当日も定員の200人全員が参加し、婚活への意気込みを感じさせた。
市によると、未婚の息子を持つ親からの問い合わせが目立った一方、女性は本人からの
申し込みが多かったという。(抜粋)
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