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民主党の小沢一郎元代表は23日、インターネットの番組で、衆院政治倫理審査会(政倫審)
への対応について、「(小沢氏の資金管理団体の政治資金規正法違反事件は)司法の手続きに
入っているから、立法府が同時並行で同じようなことをやるのは、三権分立の精神から言うと
筋違いだ」と述べ、出席しない考えを改めて強調した。
「(政倫審に)出席しないことが障害となって野党が審議拒否するとか、選挙に負けるので
あれば出る。ただ、現実には違う問題で野党はいろいろ言っている」とも語り、問責決議が可決
された仙谷官房長官らの続投に問題があるとの考えを示唆した。
また小沢氏は、11月に横浜市で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の際、
中国の胡錦濤国家主席と会談していたことを明らかにした。「(胡主席が)『会いたい』と
いうから(会った)。僕は、儀礼的な社交辞令で会うのは嫌いだから『結構だ』と言ったのだが」
と経緯を説明したうえで、会談では胡主席に「(中国は)変わらないとだめになる」と述べ、
中国政府の統治手法に限界があるとの考えを伝えたという。
▽読売新聞
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