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★インド、ロシアと戦闘機を共同開発 首脳会談で基本合意
【ニューデリー=長沢倫一郎】インドを訪問中のメドベージェフ・ロシア大統領は21日、シン首相と会談し、
次世代戦闘機の共同開発で基本合意した。第5世代と呼ばれる次世代戦闘機は敵のレーダーにとらえられにくい
ステルス性能に優れているのが特徴。インドは「250~300機を調達する」(アントニー国防相)方針で、
機体の購入を含めた投資総額は300億ドル(約2兆5000億円)を超える見通しだ。
共同開発する戦闘機は、今年1月に試験飛行に成功したロシアのスホイ社のT50がモデルになる。
両国の間では、インドの調達分をインドで生産する案も浮上している。
現地紙によると、インドは2017年からの実戦配備をめざしている。
第5世代戦闘機は国境画定を巡ってインドと係争中の中国も独自に開発を進めている。
インドは伝統的な友好国であるロシアと組むことによって中国に対抗するとともに、
中国の協力で空軍装備を近代化するパキスタンをけん制し、制空権の防衛を強化する。
ロシアはこれまでインド空軍が保有する戦闘機の大半を供給してきたが、
ここ数年は大型輸送機などの契約を米国に奪われ、劣勢に立たされてきた。
今回の合意をきっかけに巻き返しに転じ、自国の防衛産業の浮揚に結び付けたい考えだ。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)