10/12/22 10:13:00 0
・沙織さんは、仕事上で人と会うときは必ず、ネットで検索をしてその人の情報を得てから
会うことにしている。ところが、先日、自分の名前を検索してみてびっくり。一度しか会った
ことのない人のブログに、お友達として沙織さんの写真がアップされていたのだ。
「友人と飲んでいた居酒屋に彼女がきて一緒に飲みましたよ。その時写真も撮りましたけど、
酔っ払った私の顔を私の許可もなく勝手に載せるなんて、肖像権の侵害で訴えたいくらいです」
ネットの世界ではこういう非常識は横行している。
「2ちゃんねるって他人の悪口を書きこむサイトなんでしょ」と真顔で言われて驚いたことがある。
2チャンネルは幅広い分野の話題が投稿される日本最大の電子掲示板である。確かに芸能人を
初め話題の人の悪口の書き込みは多いが、悪口を書くための掲示板ではない。
しかしこのような誤解を産むほど、ネット上では大人が堂々と掲示板や自分のブログで他人の
誹謗中傷をしたり、悪口を書いている。
「悪口を言ってはいけません」と子供に言う立場の大人がこれでは、子供たちがいじめの手段に
ネットを使うことを助長していることにはならないだろうか。
ネットは世界中の人が見ることができる情報通信だ。その分、情報発信者の責任は重い。情報は
正確でなければならないし、他者に与える影響も大きいのだから十分考慮すべきだと思う。
ところで沙織さんのように自分の名前を検索してみて驚いた人は他にもいる。
「自分の名前と住所がでてきてびっくりしたことがある」(マキさん)
「友人に送ったメールが全文表示されて驚いた」(アユミさん)
サチコさんからは、「知らない人がブログに私の悪口を書いているんです」という悲痛な声
を聞いたが、彼女たちは困ってはいても、自ら対策は講じてはいない。(>>2-10につづく)
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