10/12/22 02:57:59 L/0sxVKN0
>>454
>国民の危機意識が芽生える総人口8千万切れが目安
どこから8千万などという数字が出てくるのか?
そもそも日本人の人口減が、政治・経済的理由によるものなのか非常に怪しい。
もしそうであるなら、現在でも富裕層は出生率が高いという事実が必要だと思われるが、現実はそうなってない。
(また一部島嶼部を除き、貧しい地方であっても出生率は年々悪化している)
日本人が子供を産み育てなくなった背景には、政治・経済的理由以前に、やはり生物学的理由があると思う。
我々の社会は、かつてより飛躍的に快適、便利になった。
しかしその代償として、我々は少しでも不快、不便なことに対しての、生物学的許容度を喪失してしまったのではないか。
単に辛抱ができなくなったということを社会的な問題と捉える人間もいるだろうが、決してそうだからではない。
何故なら我々が快適さ、便利さを求める気持ちというのは、紛れもない生物的本能によるものであって、
不快さ、不便さを避ける気持ちと言うものも、それと表裏をなす一体関係にあるものだからだ。
子育ての喜びは、不快、不便を超えた先にある。
だが問題の本質は、日本人(とりわけ女性)の異常に快適さ、便利さを求める特質が、多くの人間から
そもそも子供を育てたいという欲求自体を無くさせてしまったことにあるのだと思う。
もしこの欲求と言うものが生物学的理由に起因するものであれば、いかに法的、社会的にそれに反する行為を
強いたところで、それはもはや止められないだろう。
所得を増やすのも良い。託児所を整備するのも良い。だが、本当にそれで解決する問題なのか?
はなはだ疑問だ。