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山東省青島市で調味料製造業を営(いとな)む男性がこのほど、「小規模の工場ではコストを
抑えるため髪の毛から醤油(しょうゆ)を製造している」ことを暴露、波紋が広がっている。中国
新聞社が報じた。
同市莱西にある製造工場の労働者も「醤油は発酵させて作るが、小規模の工場では発酵
過程を行わず、髪の毛から抽出した動物性アミノ酸を加えて醤油を作っている」とコメント、
「醤油製造用に髪の毛を回収している村もある」と述べた。
労働者によれば、「以前働いていた河北省のある工場では、カラメル色の水に塩やアミノ酸、
汚い水を入れて醤油を作っていた。アミノ酸を生産する場所には髪の毛や動物の毛がたくさん
保管されており、恐ろしくて気持ちが悪かった」と述べた。
また、「酢酸(さくさん)にカラメル色の水を加えると酢ができた。村には醤油製造工場が
たくさんあったが、村人たちは村の醤油製造工場で作られた醤油や酢は絶対使わずに、
有名な会社の調味料を買っていた」と述べた。
また、別の労働者は「小さな工場では氷酢酸に、水を加えて、酢を作っている。まともな
工場では食用氷酢酸を使っているが、悪徳業者の工場では工業用氷酢酸を使用している」
と暴露。工業用氷酢酸は不純物や発がん性物質を大量に含んでいるため、中国は食用
としての使用を禁止している。(編集担当:畠山栄)
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