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□民主党・田尻県議 領収書偽造か - 県議選 問われる民主公認～奈良
今年4月に脱税や宅地建物取引業法、政治資金規正法違反問題が発覚し、
県議会副議長を辞職した元民主党県連幹事長の田尻匠県議(53)が、長年の支援者だった
宅建業者を欺いて渡した領収書が偽造された疑いのあることが19日、奈良新聞社の調べで
分かった。奈良市内のスナックでの飲食代として「10万9695円」の領収書が渡されていたが、
同店経営者は「税込みで1000円単位の商売をしており、5円などという端数はありえないし、
店で発行した覚えはない」と証言、新たに領収書偽造疑惑が発覚した。田尻県議は一連の
問題について説明責任を果たしておらず、本紙の取材申し込みにも拒否を続けている。
来春の県議選で民主党の公認を得ており、同党の政治姿勢も問われる。
経営者によると、田尻県議が同店を訪れて飲食したのは「過去3度ほど」という。
いずれも「レッカー屋さんなど2、3人と一緒に来店し、支払いはすべて業者さんだった。
田尻氏がお金を払ったことは一度もない」と話している。同店は平成13年3月にオープンし、
間もなく10年目を迎える。「上場企業や役所の人以外に掛け売りはしてない」ため、いずれも
現金決済。「どなたにも、領収書を白紙で渡したことはない」と断言している。（続く）
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URLﾘﾝｸ(www.nara-np.co.jp) 奈良新聞WEB [10/12/20]配信
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