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年金額 引き下げの方針を決定
政府は、物価などの変動に合わせて改定される年金額について、
消費者物価指数の下落を受け、来年度は法律にのっとって引き下げる方針を決めました。
年金額の引き下げは5年ぶりとなります。
毎年4月に改定される年金額は、法律で、前の年の消費者物価指数の平均を
平成17年の平均と比べて決めることになっており、17年を下回れば引き下げられます。
ことしの消費者物価指数は17年を下回る見通しになっており、政府内では、
法律どおりに来年度は年金額を引き下げるべきだという意見と、
高齢者からの反発を招きかねないとして据え置くべきだという意見が出ていました。
これについて、20日、総理大臣官邸で、細川厚生労働大臣や玄葉国家戦略担当大臣ら
関係閣僚が協議した結果、「働いている現役世代の賃金が下がっているなか、
物価が下がれば年金額も引き下げるべきだ」として、年金額を引き下げるべきだという考えで改めて一致し、
報告を受けた菅総理大臣もこれを了承しました。
年金額は、現在、国民年金の場合、40年間保険料を支払った人で
月に6万6008円が支給されていますが、来年度は、ひとつき当たり、
今より200円程度支給額が減る見通しです。
年金額が引き下げられるのは、平成18年度以来、5年ぶりです。
NHK 12月20日 15時8分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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