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★小沢元代表に新たな資金疑惑 91人に4億4900万円 原資語らず 09年総選挙めぐり
「政治は力、力は数」という言葉がよみがえりました。故田中角栄元首相の言葉で
す。“復活”させたのは元首相の“秘蔵っ子”、民主党の小沢一郎元代表。小沢氏が昨
年の総選挙で政権交代に向け、91人の同党候補者にばらまいた金額は4億5000万
円近くにのぼります。看過できない新たな資金疑惑が浮かび上がりました。
「チルドレン」大量擁立
先月中に、2009年の政治資金収支報告書の中央分(総務相所管)と地方分(各都
道府県選挙管理委員会所管)が出そろいました。これによると、国会議員で、もっとも
カネを集めたのは小沢氏でした。
その中心が、資金管理団体「陸山会」。小沢氏が支部長を務める民主党岩手県第4区
総支部から4億1400万円、小沢氏からの借入金3億7000万円、マンション売却
益約7000万円など、約9億1282万円の収入を計上しています。
豊富な資金力を背景に小沢氏は、昨年の総選挙で、みずからが総理となることも含め
政権交代に向け、「小沢チルドレン」の大量擁立など、勝負に出たのです。
07年返済4億円が原資?
問題は、衆院解散当日の09年7月21日に89人に配った4億4200万円(この
ほか、7月27日に1人に200万円、8月17日に1人に500万円)にのぼるカネ
の原資です。
小沢氏は、解散前日の7月20日に3億7000万円を陸山会に貸し付けており、こ
れが元手になったとみられますが、その原資は何か、ということです。
陸山会の東京都世田谷区の土地購入をめぐる虚偽記載事件では、土地代金の原資とさ
れた4億円は小沢氏が04年10月に陸山会に貸し付け、07年5月ごろに返済された
とされます。
この返済された4億円が、今回の貸付金に充てられた可能性があります。
(続く)
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