10/12/22 01:56:11 wV8pm1CJ0
>>116
孫子・九変篇第八第六段(読み下し文口語訳ともに岩波文庫より)
用兵の法は、其の来たらざるを恃むことなく、
吾の以って待つ有ることを恃むなり。
其の攻めざるを恃むこと無く、吾が攻むべからざる所あるを恃むなり。
戦争の原則としては、敵のやってこないことを〔あてにして〕頼りとするのでなく、
いつやって来てもよいような備えがこちらにあることを頼みとする。
また敵の攻撃してこないことを〔あてにして〕頼りとするのでなく、
攻撃できないような態勢がこちらにあることを頼みとするのである。