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ホームから連結部に転落、発車…2女性死傷
JR舞子駅2010年12月18日3時7分
17日午後9時50分ごろ、神戸市垂水区東舞子町のJR神戸線舞子駅で「若い女性が上り線ホームから線路に落ちた」
と119番通報があった。神戸市消防局と兵庫県警によると、ホームにいた女性が停車中の快速電車の連結部分から
線路に転落。その後、電車が発車し、異常に気付いて車掌が約10メートル先で停車させたが、女性は死亡したという。
県警は業務上過失致死傷の疑いもあると見て、詳しい状況を調べている。
垂水署によると、死亡したのは神戸市西区の女性(32)。一緒にいた兵庫県明石市の女性(28)も、
落ちた女性を助けようとして足に軽傷を負った。
同署によると、事故があったのは姫路発米原行きの快速電車(12両編成)。電車が舞子駅に停車後、
女性2人が電車からホームに降りて歩いていたところ、1人が4~5両目付近の連結部分からホーム下に転落。
もう1人の女性が助けようと線路に降りようとして他の乗客に制止されているうちに、電車が発車したという。
このため、ホームにいた別の乗客らが電車の乗務員に合図をするとともに、非常ボタンを押して停車させた。
女性には電車に巻き込まれた形跡があるという。女性がバランスを崩して線路上に落ちる様子を目撃した
乗客もいるという。駅員によると、当時は30人ほどの乗客がホームにいたという。
JR西日本によると、発車の際、ホームの乗客が電車を止めるような合図をしているのに気付いた車掌が、
非常ブレーキを作動させて停車させたという。車掌はJR西の調査に対し、「約10メートル進んで停車した」
と話しているという。ホームには通常、駅員は不在で、事故当時もいなかったという。
県警によると、女性2人は友人同士。同県加古川市内で飲食した帰りで、軽傷を負った女性の家族が、
現場の一つ西側のJR朝霧駅まで迎えに来ていた。2人は朝霧駅を通過する快速電車に誤って乗ったため、
舞子駅で下車したという。
JR西によると、快速電車は事故から約30分後の午後10時18分に運行を再開した。
上下線23本が最大33分遅れ、約5700人に影響が出た。
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